大切にしていること
自然環境に恵まれて
今の幼児に何が必要かを考え、自然の中で過ごす時間を多くして、自然からいろいろ教えてもらい、風の音や雲の動き、草花や虫など、小さな生き物にも気づく発見や感動の心を大切にしています。
五感を豊かに
外に出ていろいろな物にふれて、その感触を知る-<水や砂の気持ちよさ!!>-感触を知って豊かな五感を育みます。よもぎやつくしなど季節の野草を使って料理をしたり、自分たちで育てた野菜を収穫しカレーやサラダを作り、おいしく食べてその感動を味わいます。
体を動かす心地よさを知り、丈夫な体をつくる
十分体を動かしてその機能を刺激し、調和のとれた体の発達を促すよう遊びの中にリズム運動を取り入れています。また、楽しく食事をする中で何でも食べ、丈夫な体が育つよう一人ひとりに合った指導をしています。
挑戦する心
「やってみよう」という意欲を育て、「できた」という喜びを味わうことの多い経験をしています。小学校に行ってからも何でも挑戦し、がんばる子に育っています。自分の良さを知り、最後までやり抜く力がこれからの子どもたちに必要だと思います。
物事を考えたり、話をしっかり聞く
みんなで考えて作り上げる行事。その過程の中で、友達の意見を聞いたり自分の考えを言ったり、話し合う場を多く持っています。どんなときにもはっきり自分の意見が言え、思い切り自分を表現できるように細やかなことでも自信につながる日々の生活を大切にしています。
やさしさ、思いやりの心を持つ
年中・年長児は入園間もない年少児をお部屋に連れて行ってあげたり、園服の着脱を手伝ってくれたり親切に面倒を見てくれます。また、遊びの中でお店屋さんをしたり、一緒に手を引いてお散歩に行ったり自然に交流を深めています。こういう姿は毎年園児たちに引き継がれています。
日本の伝統に触れる〈和太鼓〉
年間通してたくさん計画される行事を通して、日本の伝統に触れる機会を多く持っています。その一つとして保育に和太鼓を取り入れています。子どもたちは年少の時から年長児の和太鼓を聞き、真似をして楽しみます。年長になって元気いっぱい「子ども学園太鼓」を打つ姿をみると、日本の子どもたちだなあと感じます。